若返り術の1つに目元のたるみを改善する「アイバックリムーブ法」があります。
しかし目の下のたるみ取りは高度なスキルを要するため、どのクリニックでもアイバックリムーブ法を受けられるわけではありません。技術不足や未熟の医師に当たると、逆に施術前よりも老けてしまうこともあるのです。
アイバックリムーブ法の特徴、メリット・デメリット、副作用に関する基本知識はもちろんですが、経験豊富な名医を探すためにはまず受けられるクリニックを見つけなければいけません。数あるクリニックの中から信頼できるおすすめのクリニックを紹介します!
●この記事の監修医師・専門家●

湘南美容クリニック 荒瀬誠 医師【公式サイト】
美容外科学会(JSAS) 美容外科専門医
アイバックリムーブ法とは
アイバックとは加齢によって皮膚がたるみ、眼窩脂肪が膨らんできた部分のことを言います。
この膨らみがあることで影ができ、クマが濃く見えたり疲れ切った印象を与えてしまうのです。アイバックリムーブ法は下まつ毛の際に沿って皮膚を切開し、余分な脂肪・筋肉・皮膚を処理して調整することで、老け顔の原因となっているアイバックを目立ちにくくする若返り術の1種です。切開した部分はまつ毛の際に隠れるので、時間とともに目立たなくなります。
2~3週間ほど腫れや内出血などのダウンタイムがありますが、抜糸後は化粧で隠すこともできるので周囲にもバレにくいというメリットがあります。目の下のたるみや小じわが気になる方、若々しく見られたい方におすすめの施術です。
アイバックリムーブ法のメリット・デメリットとは
アイバックリムーブ法には当然ながらメリットだけでなくデメリットも幾つかあります。メリットばかりに目を向けていては、いざデメリットが生じた時に後悔してしまう恐れも…。そうならない為にも、デメリットを理解したうえでアイバックリムーブ法を受けるようにしましょう。
メリット | デメリット |
・ハリのある目元になる
・たるみや小じわを解消できる ・若返り効果 ・効果は半永久的に続く ・傷跡も目立たないのでバレにくい |
・1週間後の抜糸まで目元のお化粧ができません
・術後2~3週間ほど腫れや内出血が続く ・左右差が出てしまうなど少なからずリスクはある |
「実年齢よりも老けて見られる」「鏡を見るたびにたるみが気になる」「一刻でも早く改善したい!」こんな方たちにとってはアイバックリムーブ法のメリットはとても魅力的に感じるでしょう。
ただし、これはあくまでも成功したらの話にすぎません。デメリットにも挙げましたが、失敗するリスクが0でない限り万が一のこともあります。デメリットを回避するためにも名医のもとアイバックリムーブ法を受けるようにしましょう。
アイバックリムーブ法のリスクについて
アイバックリムーブ法を行ううえで、リスクについてしっかり抑えておかなければいけません。
起こりえるリスクは多々ありますが、人によっては何の症状も起きなかったり、いくつかの症状が重なって起きてしまったり、とさまざまです。もしも何かしらの症状が出ても焦らず適切な対処を取れるよう、予習しておきましょう。
【アイバックリムーブ法のリスク】
- 目がゴロゴロする
- 小じわ、たるみが残る
- 左右差があると感じる
- 目尻にツッパリ感が生じる
- 膨らみが残る
- まぶたが凹みすぎたと感じる
リスクに関してはダウンタイムが終わり、完全に腫れが治まったのにそれでも違和感がある場合はクリニックを受診して下さい。保証期間以内であれば無料で対応してくれるはずなので、躊躇せずに診てもらったほうが適切です。
アイバックリムーブ法の術後の腫れ具合・腫れの期間(ダウンタイム)
術後の腫れ具合や期間によって、会社での休暇をどのくらい取っておけばいいのか決まりますよね。
また、腫れが落ち着いてから外出したい場合は、前もって食料や必要になりそうな生活雑貨品を買い込んでおく必要もあります。術後も計画的に進めるためにも、アイバックリムーブ法のダウンタイムについて把握しておきましょう。
期間・詳細 | |
腫れ | 強めに腫れる方が多いです。
ピークは術後当日~3日ですが2~3週間も経つと腫れは落ち着き、目立ちにくくなります。 |
内出血 | 手術後少し時間が経ってからも、内出血が出る場合があります。
2週間ほどで落ち着くので内出血が出ても心配する必要はいりません。 |
アイバックリムーブ法では比較的、強めに腫れてしまうので理想は1週間のお休みですが、社会人ともなるとそんなに休めなかったりしますよね。
そういう場合はピークである術後3日間だけでも構いません。3日過ぎたころから次第に腫れ具合も収まり、言い訳しやすくなるので周囲にバレたくない方は1週間、それが無理なら3日間はお休みを確保しておくといいでしょう。
アイバックリムーブ法の経過は?
アイバックリムーブ法の術後はダウンタイムがあるため、日常生活の中にも幾つか禁止行為があります。術後の過ごし方によって腫れが早く治まるか、それとも長引くか決まるといっても過言ではありません。どのように過ごすのが理想的なのか、あらかじめチェックしておきましょう。
洗顔 | 術後当日からOK
ただし目元は術後48時間経過してから |
メイク | 目元以外は術後の翌日からOK
ただし目元は術後1週間経過してから(抜糸後) |
シャワー | 顔以外は術後当日からOK |
入浴 | 術後1週間経過してから(抜糸後) |
コンタクト | 術後1週間経過してからOK(抜糸後) |
術後はとにかく目に負担を掛けない生活を心がけなければいけません。例えば目を強くこすったり、スマホやパソコンの長時間使用は避けるなど、改めて見直す必要があります。
アイバックリムーブ法の値段は?
術式によりますが、アイバックリムーブ法は20万~30万を目安にしておくといいでしょう。そこに麻酔代としてプラス2万~5万がかかるので、総額では高くても35万円ほどが妥当な料金です。
ただ、アイバックリムーブ法を導入しているクリニックは少ないのが現状です。住んでいる地域では1つのクリニックでしか受けられない…というケースも少なくないので、その際には料金に限らず信頼できる医師であれば受けたほうがいいかもしれません。
※気を付けたいのは安すぎるクリニックです!安いには安いなりの理由があるので、よく調べたほうがいいでしょう。
アイバックリムーブ法の術式・手術方法とは
アイバックリムーブ法は両目で60分~90分が施術時間の目安となります。
施術方法は、まつ毛のギリギリ際の皮膚を切開し、膨らんだ部分(アイバック)の皮膚や余分な脂肪、そして筋肉を取り除きます。しかしただ単に取り除いただけでは、目の下が凹んで見えてしまう事もあるので、そこに自身の太ももなどから採取した、きめの細かい脂肪を注入することでより自然な仕上がりになります。
アイバックリムーブ法では皮膚・脂肪・筋肉を調整する必要があるため、医師の技術力が問われる施術です。また、まつ毛ギリギリの皮膚を切開するので、本来であれば傷は目立ちにくいのですが、医師の技術不足が原因で傷が目立ってしまうというトラブルは0ではありません。失敗を防ぐためにも、アイバックリムーブ法は経験豊富な医師のもと行うようにしましょう。
アイバックリムーブ法のおススメのクリニックとは
目に関する整形手術は多々ありますが、アイバックリムーブ法は中でも特徴的な手術のため大手では湘南美容クリニックくらいでしか行われていません。アイバックリムーブ法を希望する際は、自然と湘南美容クリニックを選ぶことになるでしょう。
湘南美容クリニックは全国に70院以上を展開する大手中の大手なので、地方に住んでいる方にとっても通いやすいクリニックだと思います。目の周りのたるみを改善したい方は、知名度も抜群の湘南美容クリニックでの施術をおすすめします。
湘南美容クリニック
価格(税込) | 保証内容 | |
アイバックリムーブ法 | 片目/115,830円
両目/176,980円 |
1年保証 |
まとめ
アイバックリムーブ法をすることでさまざまな効果が期待できます。
- 目の下のたるみや小じわを解消
- ハリのある目元へと変われる
- クマの凹凸が目立ちにくくなる
- 若々しい印象になる
ただ、特殊な手術となるので、アイバックリムーブ法が受けられるクリニックは数少ないのが現状です。
失敗を防ぐためにも、まずは信頼できるクリニック、そしてアイバックリムーブ法を得意とする名医を探す必要があります。大手では湘南美容クリニックがアイバックリムーブ法を導入しています。ダウンタイムや副作用、リスクを理解したうえで受けるようにしましょう。
